「宙♪大翔♪久しぶりに4人でご飯たべない?♪」


「あぁ。いいよ。」


「おお!叶愛も朱夏も...元気になったんだな!よかったーッ」


「ぁ、あたしも?」


なんで?あたし...そんな元気なかったんだ...。
大翔も...わかってたんだね。


「叶愛ずっと死んでるみたいに元気なかったけど、最近もどってきたな♪」


「そーよ!叶愛は、自分で立ち上がれるようになったんだから!宙のおかげで♪」


「でも、心配してくれてありがと!大翔ッ」


「俺のおかげじゃねーよ...。」


「なんか言った?宙?」


朱夏が聞く...だけどやっぱり宙は...


「なんでもない。」


やっぱりいつもの宙じゃない...



何かあったの?






グイッ







「っきゃあ!」





「叶愛借りますね。」





「へっ?へっ?」




「俺らと食べてんだけど?」



宙がいう。
なんか...怒ってる?


星桜も宙を睨んでるし...。

この自己中王子は、
あたしが言っても聞かないだろうし...


「ぁ!宙ッみんなごめん!すぐ戻るからッ!!」


と、言ってさっきとは逆にあたしは星桜の腕を引いて教室を出た。













「なんで星桜なんかについて行くんだよ...」