「そうか?俺別にだけど...」



「お前興味ないところは本当に興味ねえからな。」



当たり前。
俺は叶愛以外今のところ興味なし。




「なんか女子のクラスの前とかすげー暗いぞ。」



どーでもいい。女子とかまじうざいだけ。暗くなっとけ。



「お前...桜田と最近しゃべってねーよな。」



「...そう...だな。久しぶりにいじめてくる。」


いってらー。フラれるなよ-

純は手を振って俺を見送った。


いちお俺も行こうと思ってたけど、
女子にことごとく邪魔されてきた。




教室に入ると俺に視線が集まる。



「おい...叶愛。」



俺は叶愛に話しかけた。








「・・・・・・・・・」









シカト。







こいつ...俺のこと誘ってんの？
んなことしたら俺のお仕置き来るってわかってる?





でも、さすがに何日もシカトは頭にきていた。





「もう...最悪。」






ちょうどあいつはトイレから出てきた時だった。