「嘘。」



ニヤっと笑ってあたしに微笑む。








は?








「お前俺の裏の顔のことは誰にも言うなよ。
言ったら…」












言ったら?













「そっこう犯す。」
















...ふ












ふざけんな!!!










「ちょっと!あんたッ!
意味わかんないんですけど!」




理解できない。
こいつの『裏』みんなに教えないと絶対あたし勘違いされる!
てゆうかもうすでにされてるよね?


あんな抱き抱えられて保健室いってれば…。





「あ。それとさ、次、あんたって言ったらキスするから。」






「...へ?」







「俺はあんたじゃなくて星桜。」




…なんであたしがあんたなんかを
下の名前で呼ばないといけないのよ!

理解できない。こいつの頭。




「嫌」




「へぇ?『あんた』しか言えない?この口。」



そういいながらあたしの唇に指で触れる叶井…。

ち、近いってば!




「よくそれでこの高校入れたな?その学力で。」




ピキッ






「...うっさい!わかったよッ!
呼べばいいんでしょ!!?・よ・べ・ば!!」




名前呼べないってどんだけなのよ!
あたしのことどれだけ幼稚だと思ってんのこいつ…!



「そ?。じゃあ今呼べよ。
まあできな..「星桜ッ!!!し・お・んッッ!」










...即答なあたし。






フフンッ♪
あたしのことなめないでよねッ!!←幼稚








「・・・・・・・・。」








もしかしていきなりでびっくりした?






だとしたらかなり嬉しい。






「し...星桜?」