叶愛side


・・・・・。

そ...んなこと言われても...
あたしの目をじっと見て話す叶井...。
恥ずかしいからそらしたいのに..そらせない。
それにこの体制
あたしはなぜか叶井に抱きしめられている。




なにこれ...
なんでこんなにドキドキするのぉ...!?


「そりゃぁ!ぉ...も...う...けど...。」






ッッけど!!?
あたし...なんで『けど』って付けてんの!?




けども思ってるに決まってる!







そりゃあ…。




あたしにキスしたぐらいだしさ...
そう思うのは当たり前でしょ...?










「…けど?」





...ッ!
なんでこ―ゆう時に限って、
そこ聞いてくるのよ。






「...叶愛?『けど』なに?」




そう言いながら叶井は、
あたしを強く抱きしめる。



~ッ///



なんか言わなきゃッ!
ずっとこの体制はキツイ;



「っっえっと!だからっ!そのっっ!!」



いざとなると言葉がでないよッ!
だいたいあたし自身、なんで言っちゃったかわかんないのにッ!





「何?」





だからッ!あの時の、あたしの気持ちは!!