だって偶然にしたらできすぎてる。
星桜、遊びだってしないって言ってたし…




「・・・・・」



少し待ってみたけど何も言わない。
話せないこともあるもん。

・・・あたしが関わっちゃいけないことなのかな?


でも…


「言いたくなかったらいいの。でも星桜一人でため込まないでよ!
あたしの事を心配してくれるように、あたしも星桜の事心配なんだから!」



あたしも星桜の役に立ちたいし、
いつも迷惑かけさせるのばっかりは嫌だから!



「ハァ…違ぇよ。」


ん?


何が?



って目で星桜を見る。



「お前が放課後宙を呼びしてるって知ってて…」


あぁ…あのトイレの時見てたんだ。


「お前の事待ってた。」




少し俯きながら答える星桜。


///っ!!!


なんでかわかんないけどドキドキする。

それに…少し…嬉しいような気も…。



でも…ちょっと待ってよ。



「なんで今の今まで声かけてくれなかったのよ!?」



いたなら声かければよかったのに!
てゆーかストーカーしてたわけ??



意味わかんないと思いながら星桜を睨む。


そうだよ。
星桜いたら襲われることもなかったんじゃないの?←



「あぁ゛??なんだその顔は。んな顔してもまったく怖くね-から。」



ピキ



「・・・・・星桜のBAKA馬鹿ばかバカ」



「………小学生。」



またイライラを譲領させる言葉を吐いたけど、言ったらキリがないので睨むだけ睨んだ。


「・・・・・お前。」


ハァ…っと深いため息を吐いて星桜が、


「お前ら抱き合ってただろうが。」



「は?」



「だから…宙と叶愛…抱き合ってて、仲よさそうに帰ってて…」



「はい?」


抱き合ってたって…あれか。
あたしと宙の友情を誓ったハグのことだよね?


「俺が入りにきぃ不陰気だろうが!」



「ちょっと待ってよ!」