「ねぇ?君高校生?俺らと遊ばない?」


「…」


「ねー?無視?…おい!女!」


「っ!」



腕に痛みがはしる。


ハッとして見てみるとそこには誰かしらないチャラい男が
あたしの腕をつかんでいた。


放心状態で気がついたら
あたし…周りに男が3人くらいかこまれてるし…





「行くぞ。こいつ、俺様を無視しやがって!」



そう吐き捨てると強引にあたしの腕を掴んで歩く。

どんだけ俺様なのこいつ・・。


あたしはそいつの腕を持って、
自分からはがそうとした。




「どこ行くの!?離してよ!」






離れなきゃ…



そうだ。




こいつらから離れなきゃ…





強く握る腕を引き離そうと必死になる。


だけど…さっきのショックがまだ残ってて…




手が震えてとまらないんだ。



「やめて!離してってば!」




「うっせぇ!糞アマ!俺はな。
今まで連続で99回ヤッてこれたのに!
てめえのせいで終わっちまっただろ!」




そう言ってあたしを路地に連れ込んで
男はあたし服の中に手を突っ込んだ。



逃げたいのに、他の2人に掴まれて動けない。






怖い…嫌だ。







「嫌…っいやああああああああ!!」









「叶愛っ!!!」