眠い...

でも、行かなきゃ。


あたしは重い足を必死に動かして学校に向かった。


昨日いろいろあって、星桜とはすっごく気まずいけど...




ポンッ





「...はよ」


あたしの頭にかかる重さ。
これは...星桜の
優しい手



「おっ・・・おはようっ!」


普通にあいさつしてきた。
星桜は普通なのに
あたしはたどたどしいし…。

もうっ!昨日のことは気にしない!
いつもどうりでいたらいいんだよね!

でも...

星桜から嫌われてないって思うことが、こんなに幸せなんて思ってなかったな。



学校はその場のノリで星桜と向かった。


あまりしゃべれないって思ってたけど、
普通にしゃべれる。。
他愛もない話だけど、幸せな時間。


「結構早くついたな。」



「ほんと...てか星桜って変わったよね。」


あたしは星桜の顔を見た。
すっごくかっこよくなってるんだよなぁ…。


「なにが」


むすっとした星桜。子供みたい。。


「かっこいい。」



「は?」



「あっ///!!」