帰るとすぐにお風呂に入った。
何だか疲れちゃった。

ドライヤーで髪の毛を乾かして
ベッドに入った。


「でも...星桜が戻ってきたんだ。」





やっぱり嬉しいな...。


そっと唇に手をあてる。
まだ、あの時の星桜の熱い唇の感触が消えない...

てゆーか!
なんであたし星桜にキスされまくってるのっ!!?



「俺に...キス...されるのは嫌なの?」



前、宙に言われたこと。
あたしは、反射的に宙のキスを拒んだ。

宙は嫌いなわけじゃない...



わかんないけど、


星桜も拒めばいいのに...


できないの。




星桜は幼馴染だよ。




あたしの大切な



家族なんだから。



・・・・・




「もう!考えても仕方ないし!寝るっ!」