「????」



星桜の頬をおもいっきりひっぱたくあたし。
おもいっきりやっちゃったから、
あたしの手もひりひりする...。



「自分が大怪我するかもへたしたら、死ぬかもしれないのに、
あたしの馬鹿兄貴の手伝いなんか二度としないで!!」




これだけは怒る。

そうだよ...

星桜が傷つくなんて嫌だ。


星桜はびっくりした目であたしを見る...


「自分の事大切にしてよ...。」



「・・・・・」



いつもなら何か言い返してくる...んだけど。




「ありがとな。」



優しい笑顔...


っ///!!



ずるい・・・


こんなときに



そんな顔見せるなんて...


ずるすぎるよ...星桜。


あたしは、星桜の瞳をまっすぐ見て、



「星桜、本当にあたしの事、友達としても見れない…?」



一番聞きたかった。
忘れたわけじゃない。
星桜に興味ないって言われたこと。
あたしと関わりたくないんだって...