甘味処

「ごめんなさい...本当に。」


お母さんはあたしに頭をさげた。

そんな事してほしくない。
あたしはいっぱい心配かけたんだもん。



「やめて!あたしも...星桜の事思い出せたし、だいたい悩みは消えたから!」



あたしはお母さんの肩を抱いてやさしく言った。



「いつもありがとう。お母さん。」



「...叶愛ぁ。。」




ちょ!
お母さん泣いてらっしゃるっ!!




「スースースー」




・・・・・



寝てるよね。
今めちゃめちゃ感動の場面だったのに...。



まぁ今もう1時だし...
お母さん、疲れてるのに聞いてくれたんだよね。


ありがと。







そう思ってるとあたしもいつのまにか寝てしまった。





明日は―――――学校だ。