「なんで?あたしの100倍朱夏モテるでしょっ!」



「いや。てゆか、叶愛って結構鈍感でしょ?」



むかっ!



それ...
前星桜にも言われたような...。




馬鹿っあたし!星桜の事は頭から消すの!


「何がよぉ-」


「あたしは男子と普通にしゃべったりするから、男子共はあたしに、告白しやすいの!でも叶愛って男どっちかってゆうと寄せ付けないでしょ?」



「だって...あたし男の子より女の子のほうが喋りやすいし...」



「だーから!男子は、叶愛としゃべりたいのに叶愛が『男子拒否してます』オーラ出しまくってるから喋りかけれないの!」



はい?


てゆか、ここバスの中なのに声...
あたしは朱夏の方に手をおいて朱夏をなだめた。



ゴホッ



咳払いをする朱夏、
とりあえず...我に返ったみたい。



「叶愛なにげにスタイルイイし。もっと自信もってイイと思うんだけど。」



「天下の朱夏様に言ってもらえて感激です。」



そんな冗談をいいながらあたしは家に帰った。