イケメン倶楽部




「…意気地なし。」
「あ。先輩にそういうこと言っちゃっていいんだ?」
「空耳ですよ〜先輩♪」
「////」



ん?



「顔赤いですよ?」



暑いのかな?



撮影をしている部屋は、照明器具なんかがたくさん使われていて、結構蒸し暑い。



でも……先輩は上半身ほとんど裸だけどな…




「あ、暑いだけだし…!」
「ふ〜ん。」
「マジだからな?!」



なんかそんなに、焦って言っているところを見ると……



「あんまり言ってると、嘘っぽいですよ。」
「嘘じゃねぇし…!!」
「だから…「あぁ〜!!!わかったから!早く部屋に戻るぞ!!!」
「はいはい。」



愁と優斗があたしの横で琉依先輩とあたしの会話を聞いて大爆笑している。



ったく、あたし達は漫才かっつうの!