「……ちょっと葵ちゃん…?!」 「あ!ごめん…」 聖君に声をかけられてやっと、正気に戻った。 とっさに掴んでいた手を離すと 「なんでそんな格好してるの?その制服って……」 「えっと…あの………」 あたしの目の前で、聖君は首をかしげてる。 黙っていれば、変に思われるのはわかってるんだけど……… あたしも今日一日で色々なことが起こりすぎて……人に説明できるほど自分の頭の中で整理出来てないんだよね………… 「………俺の家行く…?」 「うん…。」 聖君のさりげない優しさが嬉しかった。