葵said───
久しぶりの琉依からのメール。
三行しか書いてなかったけど…
初めて琉依からきたメール。
思わず鼻歌が飛び出す。
「あ…」
そういえば、爽置いて来ちゃったな…
まぁ、大丈夫でしょ。
あんだけ喋れてたし。
♪〜
不意に響いた携帯の着信音。
お気に入りの歌手の甘い歌声が響く。
「もしも…」
誰か尋ねる前に、相手の声が聞こえた。
「葵ぃ〜」
「な、何…」
電話口からは、愁の今にも泣きそうな声。
顔は見えないけど、たぶん瞳に涙を浮かべてると思う…
「今すぐ来てぇ…」
「は…?」
意味分かんないんだけど…
第一…
なんでそんなに泣きそうな訳?
「女の仔に囲まれててぇ…助けてよぉ……」

