「俺…なんか変なこと言いました?」
「変なことって言うか………ね、琉依先輩?」
「え?俺??」
当てられると思っていなかったのか、興味がなかったのか、琉依先輩は急に話を振られて驚いている。
「葵も十分良いと思うけど…な、健?」
「琉依先輩と良い勝負になると思いますけど。」
「え」
琉依先輩と良い勝負って……一位、二位を争うってこと…?
まさか……
「葵が“信じられない…”って顔してる〜!」
と、愁。
だってね、本当に信じられないんだもん。
琉依先輩ははっきり言って、この中で一番女子人気が高そうな顔と性格だし。
いや…その………他の人もすごいイケメンなんだけどね?
やっぱり琉依先輩がダントツだと思う…。
そんな人とあたしが良い勝負って…………もう信じられないというより、あり得ないって感じ…。
言われても実感わかない…

