「琉依くん!私達も入れてください!!」
門を閉めようとした時だった。
髪をくるくるに巻いた女の仔2人が扉を掴んだ。
ってか凄い力…
扉歪んじゃう……
「ごめんね?今日は観覧なしだから。」
「で、でもその仔は…」
「あぁ?コイツ?コイツは俺のペットだから良いの。」
ペットって…
あたしは正真正銘の人間です…!!
先輩のペットになった覚えはないですから!
「ペット…ですか…?」
「そういうこと。」
女の仔達は先輩のその言葉を聞くと、
うーんと首をひねって、悩み始めた。
「私も……ペットになります…!!」
「は…?」
この発言には流石の先輩でも、目が点になっている。
女の仔はそんな様子気にすることもなく、先輩に擦り寄っている。
先輩はあからさまに一回ため息をついてから、またニッコリと営業スマイルを向けた。

