「君達……ちょっとやめてくれる?」
ほら…
言わんこっちゃない。
校舎の中から、制服を着た男子生徒が出てきた。
「そこの間抜け面が入れないみたいだから。」
そうそう。
ここの間抜け面が入れないから……
っ…!!
「ちょっと先輩…?!」
何を言わせるんですか!
先輩が出てきたのが分かると、益々女子から歓声があがる。
眉を寄せて、機嫌が悪そうにこっちへと歩いてきた。
「…うるせー……」
確かに煩いけど…
わざわざあたしに言わなくても…
あたしが騒いでる訳じゃないんだし
まぁ、騒ぎたくなる気持ちも分かるんだけどさ。
だって、今の先輩の格好……

