「帰るのは俺の実家。俺の家族もいるから安心しろ。」
あ…
実家か…
てっきり女の人がいるのかと…
「大体、なんでそういう発想になるわけがわかんねぇ。」
先輩はそう言いながら、携帯を取り出して誰かに電話をし始めた。
はい。
まぁ、おっしゃる通りですね。
電話の相手は二つ返事で了解したようで、電話はすぐに切れた。
「誰ですか?」
「ん?誰って……誰なんだろうな?」
は…?
誰かわかんないで電話はかけられないでしょ…
「たぶん執事のうちの誰かだと思うけど。」
し、し、執事…?!
執事ってあの…
よく「お帰りなさいませ。ご主人様」って言ってるやつですか?
「それはメイド。その男が執事。」
へぇ〜…
勉強になりました。
…で、その執事さんが先輩とどういう関係?

