イケメン倶楽部




結局、脳にも異常はないということで、すぐに退院出来た。



幸いにも怪我は足の骨折だけですんでいた。



でも、使い慣れない松葉杖で階段を降りたり、歩いたりするのは結構大変。



「ほら。」



え?



先輩が廊下の真ん中で座っている。



ちょっと…



「通行人の邪魔ですよ!」
「ば、馬鹿…!!ちげぇだろ!」



へ?



違うって…



じゃあ、何?



「あぁ…!もう面倒くせぇな!」
「ひゃ…」



こ、これって



属に言う…



お姫様抱っこって奴ですか…?



「お、降ろしてください!!」
「無理。」
「親の前でイチャイチャするんじゃない…!!」



お父さんもあたしのお見舞いに来てくれた。



のは良いんだけど…



お母さんがプロポーズのことを話しちゃって……



ちょっとお怒りモード。



んな訳で、琉依先輩があたしに近づくたびにこの状態。



「は、は、離れろ!!!」
「お父さん嫉妬しないでください。」
「お前にお父さんなんて言われる筋合いはないぞ…!!」
「いえ、俺は葵の彼氏ですから。」
「「か、彼氏…」」



なんか今さら言われると照れるって言うか…



つか、お父さん…



口喧嘩弱すぎでしょ…