部屋に入ったのは良いものの…
葵はきょとんとしている。
それもそのはず。
今、部屋の中ゎごちゃごちゃに荒れている状態。
確か前に葵が来た時は、綺麗に整頓してあったはず…
「…これって……」
「ちょっと女が暴れてさ……」
そうは説明したものの、まだ葵の頭の上には?が浮かんでいる。
そりゃ、これだけ荒れてたら普通だとは思わないよな…
でも本当のことを説明するのは、気が引ける。
「そんなことより……話って何?」
俺がそう聞くと、葵の顔が赤くなった。
とっさに目線を下に反らして、俯いている。
「あの…えっと……あたし…先輩のことが……」
俺…?
あの…
俺、ちょっとは自惚れてもいいですか…?
いい、よな…?

