「お待たせ。」
家に余ってたパスタを茹でて
さっき買ってきたキャベツとトマト、それから家にあったツナ缶を和えただけの簡単なものだけど…
舞由華は「美味しいよ!」と言いながら、食べてくれた。
「…そういえば……」
急に舞由華が手をとめた。
何かを思いだした様でこちらを見ている。
「学校、辞めちゃったの?」
「あ…うん。何か居づらくなったって言うか…」
「そっか…」
もっと理由はあるけど、
それを言ったら、言い訳してるみたいになるからやめた。
「あの……前に来た先輩とは、どういう関係なの?」
「なんでも…」
“なんでもない”
そう言い掛けて止まった。
だって、仮にも今日、先輩に好きだって言っちゃったわけだし…
でも、もう会えないかもしれない…

