家に着いた頃には、辺りは既に暗くなり始めていた。
久しぶりに帰ってきた家は、全然変わらないけど…
少し埃っぽかった。
一応、電気やガスなんかはお金を払ってあったから、使えるけど…
「…だよね。」
冷蔵庫の中に食材があるわけもなく、
食べれるものと言えば…
買い置きしてあったカップラーメンぐらい。
これで食べれないこともないんだけど……
昔からこういう物は苦手だった。
せめて、野菜でもあればいいんだけど…
「…しょうがない。」
買いに行くしかないよね…
まだ近くのスーパーも開いてるはずだし
そんなに夜遅い訳じゃない。
あたしは急いで着替えると、鍵と財布、携帯だけ持って外へと飛び出した。

