それから、あたしは最後の日までひたすら、机に向かっていた。
「…出来た。」
ちょっと不恰好だけど…
聖蘭祭の衣装。
もう、あたしは出ることが出来ない。
だからせめて、最後に衣装だけでも作って、このクラスにあたしがいたんだってことを残したい。
あたしは小さな紙に一枚、手紙を書いた。
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皆へ
ちょっと下手だけど、良かったら使ってください。
ってか、使わなかったら怒るからね?!
じゃあ、また今度。
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あたしは小さく笑うと
荷物を持って、部屋をでた。
その足取りは軽い。
目指す先は先輩の部屋。

