「る、琉依先輩…」
「どこ行くんだよ?」
どこって…
「買い物ですけど…」
「ふ〜ん。」
そう言いながら、あたしの隣を着いて歩いてくる。
鼻歌なんか歌いながら、腕を頭の上で組んでいる。
「…なんで着いてくるんですか?」
「俺も買い物行くし。」
あら、そうですか。
じゃあ…
「俺はこっちなんで。」
学園から何分か歩いたところ
分かれ道に当たった。
あたしが行きたい生地屋さんは、右の道を少し進んだところにある。
小さなお店だけど、色んな種類の生地が売ってるし、第一お店の店員さんがあたしの中学校からの友達だった。
だから、色々と相談出来てあたしとしては他の大きなお店に行くより便利。
…ってえぇ!!
「なんで先輩までこっちに来るんですか?!」

