「お姉ちゃんはなんで男の子の格好なの?」
ギクッ…
「お、俺は女の仔じゃないよ?」
「お姉ちゃんはお兄ちゃんなの?」
「う、うん…」
「ふ〜ん。」
女の仔はそう言うと、ぬいぐるみをいじり始めた。
「この仔はジュリーちゃんって言うの。」
ジュ、ジュリー…?!
思わず学園長と一緒の名前のぬいぐるみを見る。
ジュリーちゃんって…
このぬいぐるみは悪くないんだけど…
あんまり好きになれないかも……
「か、可愛いね…」
「うん♪」
女の仔はジュリーをあたしの目の前に差し出した。
あたしはジュリーとにらめっこ状態。
「…何やってんの……?」
「え?ジュリーとにらめっこ。」
あたしがそう言うと、真治は苦笑い。
女の仔はそんな真治を見て、不安そうにこっちを向いている。
そんな表情になっちゃうのはわかるけど……

