ピーンポーン─♪
「はい。…おぉ〜待っとったで!」
「じゃあ、行こっか。」
爽の部屋はあたし達の部屋から真逆の方向にあった。
どうやら、他に空いてる部屋がなかったんだとか。
部屋の中まで見てないから分かんないけど…
たぶん部屋のつくりはほとんど一緒だろう。
窓の位置が違うだけ…かな?
「ちょっと寄りたいとこあるんやけど…えぇか?」
「あ、別にいいけど…」
そう言って、歩きだしたのは校舎と校舎の間にある中庭の方向。
そんなとこに寄りたいなんて………やっぱり変わってる。
しかしこの後、思いもかけない言葉が飛び出した。

