7時12分。

私はインテリ君のいない夏休みをむかえた。

なんで、インテリ君はあの日電車にのってこなかったのだろう?

と、何度も考えて、いくつものことが頭の中に浮かんだ。

たまたま寝坊してしまって乗れなかった。
何か用事があって早い電車に乗った。
風邪で学校を休んだ。


私のことが


嫌いになった?



考えれば考えるほど、いろいろな事が頭に浮かんできた。
でも、本当の事はわかない。