「なんでだよッ!! なんで美菜なんだよ なんで神様はこんなに意地悪なんだよ!!」 そんなことをいう駿を そっと抱きしめた。 「違うよ、駿。 こうして最後に駿に会えたことは きっと神様からのプレゼントなんだよ。」 ギュッと抱きしめ返す駿。 「クッ…」 あぁ、 あたし、 今世界一幸せ。 大好きな人のうでなかで 抱きしめてもらうのって こんなに暖かいんだ。