「駿!?」 だめっ!! 必死に止めようとするけれど あたしの体は駿に触ることさえできない。 「誰かッ!!! 誰か来てぇ!」 そんなことを叫んでも誰に届くわけでもなく さっきよりも大きな恐怖感が襲ってきて ただ泣き叫ぶことしかできなかった。 「駿!!駿!!!!」 お願い… 止めて!!