家族にも


駿にも


触れられなくて、


声も届かなくて、



たくさんの人ごみの中なのに


ひとりぼっち。






なにをしても


どんなに大きな声をだしても


誰も気づいてくれない。






まるで












あたしの存在すらないかのように。