無理してお腹でも壊したら、意味ないのに。 日向は優しいね。 翠も優しいね。 私の幼なじみは、うざいけど最高な幼なじみ。 「じゃあ午後も頑張ってくる」 再び、日向は行ってしまった。 「翠、ごめんね」 「なにが?」 「無理させちゃって。苦しいでしょ?」 「美味しかったから、いい」 「ほんと!?」 「嘘つかないから」 翠はペットボトルに入っているお茶を飲んだ。