「俺に見せろ。くるみの丸ごと」 ちゅっと唇にキスを落とす日向。 「じゃあ、……せめてカーテンは閉めて。あとっ!電気も消して」 「注文が多いな」 「お願い……します!」 「はいはい」 日向はカーテンを閉め電気を消してくれた。 日向の手が触れるたびに、ドキっと体が反応する。 日向の唇が触れるたびに、愛されてるって感じがする。 日向の声が響くたびに、体が熱くなる。 私のすべてを熱くするのは、キミだけなんだ。