「俺らも戻ろうぜ。花火は明日だ」 「うん。そうだね」 私と日向は手を繋いでホテルへ戻った。 「あれ、楓は?」 「楓?もう部屋にいるんじゃね?」 その頃、楓は……。 「みんな、どこーーーっ?」 誰もいない公園で必死にみんなを探していた。