「胸元見てたでしょ?」 楓って観察力、すごいな。 「見てない」 「うっそだー!ねぇ、くる「こらっ!」」 くるみに告げ口をしようとしている楓の頭をうきわで叩いた。 「なに?」 なにも知らないくるみは首をかしげてこっちを見る。 「み、水着可愛いなーっと思って」 俺に睨まれているのに気づいたのか慌てて話題を逸らした。