「俺って悪いのか?」

「さぁーね。自分で考えてみなよ」



楓は翠の腕を引っ張りホテルへ入っていった。




ヒューーー



夏なのに冷たい風が俺の前に吹いた。




「わかんねぇ」



どうしたらいいんだろう。