「なになに?楓の彼女?」 「んーさぁ。ねっ、涼子ちゃん」 「えっ、は、はいっ」 うわー。 気になる。超気になる!! 間違いなく彼女でしょ。 涼子ちゃん、顔、真っ赤だし。 「じゃあ涼子ちゃん、僕が帰るまでちゃんと待っとくんだよ?」 「はい。早く……帰ってきてくださいね?」 「わかってるよ」 楓は涼子ちゃんのおでこにチュっとキスをした。