毎年繰り返しやってくるクリスマスには、パパの横にちょこんと彼女がすわり、見せつけるようにパパの袖口を掴み手を繋ぐ。 いつもいつも ねぇ…パパ と私は言葉にならない声をだし、私だけに振り向いてもらえるように、視線をパパだけに向けていた。 パパは私だけのパパなんだから… たとえ同じ顔でも、嫌。 彼女が嬉しく笑うのも嫌。 パパが彼女に笑いかけるのも嫌。 嫌…― いや…。