無双烈鋼サイバリオー

 
ビウオゥゴジュガイィィィィイイィィィンッッ!!


サイバリオーがトリガーを引くと、砲門から五色のエネルギービームが一斉に放たれ、それが螺旋状に絡み合いながらバェルゼブブに向かってブチ込まれた!

『な!
ぐ…ぉぅ…』

胸にエネルギーの直撃を受けたバェルゼブブは、身体の至る所からスパークを放ち出した。

「ジ…」

サイバリオーが右手の親指を立てた拳を、真横に突き出す。

そして親指を下に向けながら、

「エンド!」


ドグバオォオッ!!


バェルゼブブは大爆発を起こし、身体を四散させた。

「やった!
ついにマキーナの魔王の内の一体を倒したぜ!
これでマキーナは戦意を削がれたはずだ!」

喜ぶ長船に対し、雷堂は

「バカ言え。
これで奴らは、俺達を危険視して全力で攻めてくるぞ。
だが…」

ゴゴウバスターの形態から姿を戻したバシゴコウと、琵琶湖をバックに向き合うサイバリオー・カムド。


「マキーナと戦う宿命を持っていたのは、俺達だけじゃ無かった。
このバシゴコウと力を合わせれば、勝てる!」