【メカニック解説 VOL.03】


[サイバリオー・ビェル]

:3機のバリマシンが合体したサイバリオーの第2番目の形態で、女性型ロボット。

全高:32m
重量:120t

メインパイロットは破軍星羅。


上半身をバリマシン・乙、下をバリマシン・丙が構成。

背部の飛行モジュールとしてバリマシン・甲が、ほとんど無変形のまま合体している。


合体プロセスはカムドと同様に非常に危険で、丙が地面に向かって突撃、それに追突する形で乙が地面に激突する前に合体し女性型に変形。

その後、女性の背中に突っ込むように甲が合体。

甲が突撃する勢いを殺さずに利用して、その場から飛び去る。

合体後は全推力が後方に集中するため、地上・空中を問わず爆発的な速度を誇る。

そしてカムド同様、[合体後の飛行威力を利用して、敵に正拳突きをブチ込む]までが合体プロセスとなる。


携帯武装は無し。

攻防の要となる超巨大ソロバン[バズソー・ベルト]と、超巨大なキュー[サイバリック・ブレイカー]が武器で、必要に応じてビェルの元に転送されて来る。


バズソー・ベルトはソロバンの珠が全て回転ノコギリになっており、枠が自在に可動するという武器。

相手を絡めとったりする他、盾のようにも使え、ノコギリを回転させて相手を[削る]ように攻撃もできる。

勿論、計算もできる。


サイバリック・ブレイカーは、ビェル専用のサイバリック・アーム。

キューを構えると狙撃用のスコープが出現、ロックオン後にビリヤードのナインボール開始時のように10個の球(エネルギー弾)がセットされる。

ブレイク・シュートで球を撃ち出すと、番号の代わりに九字(臨兵闘者皆陣裂在前)が書かれた9つの球が相手に向かって飛び、全身に撃ち込まれて動きを封じる。

最後に[滅]と書かれた白い球が相手の心臓部に撃ち込まれると、全ての球が爆散、相手を破壊する。