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「セーラ、こないだのロボット騒動から元気無いねー?
幸い被害も少なかったから、こうして練習もできるけど…」
星羅はナツと、近所のビリヤード場へ練習に来ていた。
学校帰りのため、セーラー服のまま練習する星羅。
極端に短くしたスカートでキューを構えると、思い切りパンティーが見えてしまうのだが、そんなことをイチイチ星羅は気にしていないようだ。
しかし今日は集中できないのか、先程から星羅はミスショットとファールを繰り返している。
「ねぇ、もっち…
後から出て来たロボットのコト、どう思う?」
「え、どうって…?」
「…必要だと思う?」
星羅の質問にナツは可愛らしく少し小首を傾げ、耳の後ろで2つに結った髪を揺らしながら答えた。
「えっと…
また[あんなの]が街を襲ったんなら、必要だと思うよ。
うん!」
自分の出した答えに満足したのか、ナツはニッコリ笑って頷いた。
「そう…」
ナツの仕草と答えは、星羅の心を和ませた。
(サイバリオーは必要か。
そして、それを動かせる私達も必要なのよね…)
ピュィイイイイ…
「く……!
こ、この頭痛は…!!」