「うっそぉぉぉぉぉ!!!!」



  友香の声が耳をつんざいた。


  キーーンという。


 「あの優香に彼氏が!!??」



 「ちょっ、バカッ、声でかいよ!」


  慌てて口をふさぐ。


  友香はゴメンと黙って、

  ニヤニヤしていた。


  ついに彼氏できちゃったかぁ、

  じゃああんなことやこんなことも

  するんだぁ~、

  やっだ、優香のクセにやらし~、


  とブツブツ言っている。


  変な妄想しないでね・・・友香。