あの時、この時。

そこには小さな子猫が

横たわっていた

今にもにゃーと鳴きだしそうな顔して

普段直面しない

小さな死だった

私は手をさしのべてやる事もできず

目の前の死に流されていた



あぁ


人間なんてこんなものか




その瞬間嫌というほど

こう感じた