クローバー


『俺だってそうしていいならそうしたいさ!!…でもほっとけないだろ?寝坊して怒られる妹なんか…さっ!早く準備してきな?待っててやるよ』

『うん////』

やっぱり優しいな

私はさっと朝食を済ませ、メイクをして私を待つお兄ちゃんの所へ

『お前のせいで俺も遅刻するんだからチャリお前がこげよ?』
『え゛ぇー』

ちょっと嫌そうな顔をすると
ボコっと軽くカバンで頭を叩いて

『嘘だよ!!早く乗れって!まぢで遅刻すっから』

私はお兄ちゃんの後ろに乗った