クローバー


『お…おはよ?』

良かった!誰もいない…
お兄ちゃんがいたら何て言うか…
コウキ
光希って言うのは私より2つ上のお兄ちゃん
私は光希が小さい時から好きなの
ホッと心をなでおろした瞬間

『お前遅すぎ!!』
と怒った声が耳に響いた

ービクッー
振り向くと…そこには
愛しいあの人の姿が…

『お、お兄ちゃん////』

やっぱり朝見る光希もかっこいい…

『お前起きるの遅い!今何時か分かってんの!?』

わざと時計を指差して時間を知らせようとする

『わ、分かってるよ!!お兄ちゃんこそ先に行けばいいじゃん』