流れ星に願ったのは君との両想いの夢

買い物に誘ったのは

夏祭りにいる道具をこいつと

一緒にみたかったから。

桜は俺に駆け寄ってきて

「こんな花火はどう?線香花火とか人気だよ?」

バラエティーパックの花火を両手に抱えて

その上からひょこっと顔だす

「だめかな・・・?」

「それもいいけど、打ち上げの方がよくね?」

「そっそうだよね!」

桜は走って元ある場所へそれを返した

それにしても、大事叩いた俺だけど

打ち上げとか人呼ばなきゃだよな・・・。

明日聞かないとな・・・。

そういえば・・・また桜の両親は来るのか?

桜のあの細い体を後ろからみると・・・

あんな大きいことを抱えていた体とは思えない

「おいっ桜」

「ん?何?」

くるっと俺の方へ振り返る

いや、聞かない方がいいよな

「何でもねぇよ!」

そっと桜の頭を右手で撫でた