「小型犬だったの…?」

「な。オレもびっくりしたよ」

クロは小型犬というには大きすぎる。

拾った時点で目は見えていたみたいだから、仮に今生後1~2ヶ月だとしても、この体格差はおかしい。

もっと犬のことについて勉強しておけばよかった…そういうことはお父さんに任せっきりだったからなあ……

「そっちは中型犬か大型犬っぽいな」

「ん~…たぶん大型犬かな」

「てっきり兄弟かなんかかと思ってたよ」

「わっ、私も!」

いきなり大きな声を出した私に驚いたのか、シロはコータくんのポケットから飛び出し、クロのところに逃げて行った。

……逃げられちゃった。

地味にショックを受けている私を見てコータくんは笑いだした。

「えっ、な、なに!」

「いや…わっかりやすいなぁと思って」

そんなにわかりやすいかな。
確かに嘘とかついてもすぐバレるけど…。