「んな!!」








くっそーう!


先に取られた!!



誰だぁ?!





思いっきり勢いをつけて首を後ろに回して顔を見ると見覚えのあるかお。





ああ!





「北条!」





「大石君!」





そんな、あれからたまにしゃべるようになったけど、まさかここで会うことになるとは!!




それから大石君の手に持ってるおにぎりに目がどうしても行ってしまった。




梅・・・・・・・・。




って!!




ダメダメ!!




私が首を振ってると大石くんが梅おにぎりを差し出した。




「ん。」