とうとう順番がやってきて、あたしと奏汰は観覧車に乗った。 「高いねー。」 『うん。結構怖いかも』 結構平常を装ってます; でも顔が熱いよ・・・。 『さみーッ』 「じゃぁあたしが手繋いであげ・・」 って、いつものクセで・・・。 ただでさえ、恥ずかしいのに・・・。 もっと緊張しちゃうよ~。 『ほんとぉ?じゃ、そっちいこー』 「えぇッ!!え、あの、んとッ」 『え、なにそんなにきょどってんの?』 「や、なんでもない・・・」 どうしよ、緊張する~。