あたしは、奏汰にすべてのことを話した。








『・・・よしよし★』



奏汰は話してるときも、話し終わったときも、
ずっとあたしの頭をなでてくれてた。





















あたしが、なによりつらかったのは、
奏汰が琉華ちゃんのところに行ってしまうんじゃないかって。









分かってる、いかないことくらい。


でも、頭でどうしても想像してしまう。
奏汰と、琉華ちゃんが仲良く笑ってる姿。









「奏汰は、ダレのトコにも行かないでッ。
 あたしのところに、すっといてね・・・。」





ぎゅうッ・・・