甲斐は、"他の道から行け!"って言ったけど、 私は"大丈夫だって!"って言い張った。 それから甲斐は、毎日欠伸をしながら、私より早く家の前まで来てくれた。 「甲斐…ありがとね?」 「はっ!?意味わかんないし!急にどした!?」 甲斐が笑いながら言う。 大好きな甲斐の笑顔。 甲斐の全てが好きだよ…